モンストやるなよ!のCMは心理学を巧みに使っているという話
おはようございます!まひろでっす( ´ ▽ ` )
かな〜〜り今更ですが、
最近よく放送されているモンスターストライクのTVCMで上島竜兵さんが
「モンストやるなよ!」
って言ってるやつ、実はあれは心理学を巧みに利用して、多くの人にモンストをやってもらおうとしてるんですね。
非常に効果的な作戦だな〜と思う事に加えて
実は我々の生活の中でも非常に活かせることが大いにある心理テクニックなので
今日はそれを書いて見たいと思うよ٩( ‘ω’ )و
モンストやるなよ!のCMについて
既にご存知の方がほとんどかと思いますが、
2016 年の10月頃から
ダチョウ倶楽部の上島竜兵さんがモンストCMに起用されました。
「3周年 モンストやるなよ」男子学生篇【モンスターストライク(モンスト)TVCM | XFLAG公式】
上島竜兵さんが「〜やるなよ!」というと、
熱湯風呂の前で
「押すなよ!!押すなよ!!」と言ってる鉄板ネタが脳裏をよぎります( ͡° ͜ʖ ͡°)
あれは天邪鬼で 「押して!押して!超美味しいから押して!」
っていう意味であることは言わずもがなみんなが知ってることですよねw
上記ネタは
もはやそういう意味合いで捉えられる一つの「振り」になってしまっていますが
実は心理学的にきちんと説明できるテクニックなんですね〜。
モンストするなよ!に込められた心理テクニック
心理学的に人間の脳、潜在意識は「否定形を理解できない」と考えられています。
理由は言語分析の担当をしている大脳新皮質ちゃんは
きちんと否定形を否定形であると捉えてその意味合いを理解することができますが、
潜在意識が存在しているとされる大脳ちゃんは
知的な分析処理が苦手とされています_:(´ཀ`」 ∠):
なので「〜してはいけない」「〜するな」「〜ない」というワードは
潜在意識上では「〜してください」「〜しろ」「〜する」と認識してしまっている可能性が高いということです。
実例としては、
「ピンクの象を想像しないでください」とか「超酸っぱいレモンを想像しないでください!」
とかって言われると、
ピンクの象を頭の中では一瞬想像しちゃうし、
超酸っぱいレモンを想像してよだれが出てきちゃうわけです。
なので、モンストやるなよ!というCMは、
「するなよ!」と言語上では伝えていても
人間の潜在意識は「やるなよ!」が認識できず、
そのCMを見聞きした人はモンストをやっている自分を
逆に意識、想像してしまうというカラクリです。
実生活においても活きるテクニック
本テクニックはいろんな場面で使用することができますが、
一番活用できる場とされているのが教育の場です(‘▽’)
子供によく
「転けないように気をつけるんだよ!」とか「こぼさないように運ぶんだよ!」とか
物事を行う前に注意喚起をすることがあると思います。
こう言ったときに上記のような注意喚起を行ってしまうと、
子供は転ける風景や、こぼす風景を想像してしまうんですね〜。
想像したビジョンというのは頭の中でイメージ像となるわけで、
本当にその光景を現実のものとしやすくなってしまう傾向があります。
なので正しくは、
「足元に注意しながら走るんだよ〜」「上手に走るんだよ〜」とか
「上手に運ぶんだよ〜」とかっていうように、
成功している風景を想像させてあげるように注意喚起するのが一番良いとされています(● ˃̶͈̀ロ˂̶͈́)੭ꠥ⁾⁾
おわりに
教育というのはいろんなところで必要なものだと思います。
子供の教育はもちろん、職場で部下への指導を行う時などもありますよね。
いろんな場で比較的使いやすい心理テクニックなので、 上島竜兵のように「〜やるなよ!」ではなく上手に導いてあげてくださいw
以上! *